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淋菌に効く薬はあるの?

淋菌の治療法

淋菌とは淋病の原因になる細菌のことで、これが体内に入ると淋病になる可能性があります。
淋菌が体内に入るのは菌を持っている相手との性行為などとなります。
一度そうなってしまった場合は治療が必要になりますが、これに効く薬がありますから、病院を受診すれば問題なく治せる場合も多いです。
淋菌に効く薬とは抗生物質になります。
この菌に効く種類の抗生物質がありますから、それを使用して淋菌を殺していくのです。

具体的な薬の種類ですが、飲み薬、点滴、注射といった三種類があります。
どれになるかは医師の判断によるものの、淋病の治療方法として最近では注射や点滴が使われる例も比較的よくあります。
そちらの方が淋病に対してよく効く場合もあるため、病院によっては飲み薬よりも点滴や注射の方を優先される場合もあるのです。
もちろん飲み薬になることもあります。

どれになるかは医師の判断によりますが、どれかに希望がある場合は医師と相談してみてください。
可能な範囲で患者の希望にあった淋菌の治療薬を使ってもらえます。

抗生物質の種類や使い方に注意

淋菌の薬は抗生物質になりますが、この薬は長引く風邪や肺炎のときに内科で処方されることもありますよね。
偶然そのように抗生物質が手に入ると、それを飲むことで淋菌を同時に退治できるようにも思えるでしょう。
しかしそのような効果はあまり期待できません。

抗生物質にはいくつもの種類があり、それぞれの種類ごとに有効な細菌とあまり効果のない細菌とがあるのです。
そのため一口に抗生物質と言っても、医師はそれぞれの症状を引き起こしている細菌に合わせて抗生物質を使い分けているのです。
さらに有効な服用方法や期間なども各細菌や症状にあわせて調整されています。
その薬をどのように使うかも大事な条件で、これが適切に調整されていないとやはり期待通りの効果が上がらないことも多いのです。

そのため別の目的のために出された抗生物質で淋菌を同時に退治できるといったことは基本的に期待できません。
淋菌のための薬が欲しいときは内科などではなく、できれば性病科や泌尿器科といった性病を専門としている病院を受診し、きちんと淋病として受診してください。
それで淋菌に効く抗生物質を選んでもらえます。

なお、淋菌には耐性菌の問題があり、最近では以前効いていた薬が効かなくなってきたという事例もあるのですが、適切な治療を受ければ十分に淋病を治せることは多いです。
淋菌に感染したときはこの病気に詳しい医師まで相談してください。