淋菌の治療
淋病の治療はしっかりと
万が一自分が淋病などの性感染症にかかってしまった場合、放置することなく速やかに治療することが重要になります。
性感染症は基本的に放置しておいても自然に治ることはありませんし、中には自覚症状がなかなか分かりにくいケースもありますので、長い時間放置することのないように注意しなければなりません。
とは言え自分が性感染症にかかっていることが分からなければなかなか治療をスタートすることはできませんので、自分が性感染症にかかっているかもしれないと気付けるだけの知識を身に着けておくことがポイントになります。
ある程度どういう自覚症状が出てくるのかが分かっていれば、ふとしたときに気付くことができるかもしれませんし、危機感がある人は定期的に性感染症のテストを泌尿器科などで行っています。
一番良いのはこの方法で、自分から定期的にテストを受けておけば自分が今性感染症にかかっているのかも分かりますし、もしかかっていても早期発見に繋がります。
淋病の治療の進め方
淋病などの性感染症は基本的に継続して治療を進めるというよりは一時的な投薬治療によって完治を目指します。
特に早期発見できればそれほど長い期間治療を継続する必要もありませんので、とにかく早く見つけるというのがもっとも良いことなのです。
淋病の初期症状として男性であればペニスのかゆみや膿が出てくることもありますし、尿道から菌が入ってくるので尿道炎の症状が出てきます。
つまり排尿痛や残尿感を感じることがありますから、心当たりがあれば速やかに泌尿器科を受診してください。
女性の場合は男性よりも自覚症状が薄いと言われていますが、それでも膣のかゆみやオリモノの量が多くなったりするので、そういったことがあれば婦人科を受診してください。
治療をする前提ではなく予防を
そして淋病になってしまったら治療すればいいという感覚ではなく、できるだけ淋病にならないための予防をすることを普段から心がけてください。
自覚症状がないまま進行してしまえば後々面倒なことにもなりますし、身体的な負担も大きくなります。
予防法はいたって簡単で、性行為をするときには必ずコンドームをつけること、そして不特定多数の人と性的な関係を持たないことの2点です。
基本的に感染は性行為などによる粘膜感染ですから、ここを守るだけでかなり高い確率で淋病になるのを予防できますから意識しておきましょう。