淋病感染症の病原体と治療。
淋病感染症とは?
淋病感染症という性病について、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
でも、聞いたことはあってもその実態をわかっていないという人はとても多いです。
毎日のように性行為をする人であれば、淋病感染症については知っておいた方が良いです。
そもそも淋病感染症とは何かというと、簡単に言えば性行為によって感染する性病の1つ。
ただのセックスではもちろん、オーラルセックスなどでも感染するものです。
そのため、コンドームなどの避妊具を装着して性行為をしていたとしても、口によって粘膜接触をすれば、感染してしまう可能性も十分にあると言えるでしょう。
淋病感染症では症状もかなり顕著に出るので、わかる人はすぐにわかると思います。
しかし、人によって潜伏期間が2日~14日ほどあるため、判断が難しい場合も。
そこはまず自分が淋病感染症なのかどうか疑うのなら、まずはじっくりと判断しましょう。
専門医への相談が必要なので、泌尿器科などに相談してください。
淋病感染症の病原体とは?
淋病感染症と呼ぶからには、感染源となる病原体がいることは想像も簡単ですよね。
しかし、そもそも淋病感染症の病原体がどのようなものなのかはわかっていない人も多く、中にはどういう感染経路となっているのかもわかっていない人がいます。
淋病感染症の原因となる病原体は、淋菌と呼ばれる菌です。
この菌はとても弱く、空気に触れるだけでもすぐに死滅してしまうほどです。
「そんなに弱いなら大丈夫じゃん」と思うかもしれませんが、粘膜接触ですぐ感染します。
そのため、性器や口などが接触するだけでも感染してしまうことがあるのです。
逆に言えば、性行為などをしない限りは菌の交換も行われず、感染することもありません。
ただ、セックスとは言ってもオーラルセックスを楽しむ人もいますよね。
そうなると、より淋病感染症に感染するリスクが高くなってしまいます。
セックスの際にはコンドームを着用する人もいますが、オーラルセックスの時には生で行ってしまうこともあるので要注意です。
淋病感染症はどう治療するの?
淋病感染症への感染が疑われる時には、まずは泌尿器科で薬を処方してもらいましょう。
症状としては痛みやかゆみの他、違和感を抱くことがあります。
また、状況によっては陰部から黄緑色の膿が出てくることもあります。
そうなるとかなり症状としては悪化しているので、早急に病院に行きましょう。
淋病感染症は防ぐことのできる感染症ですが、それでも感染したら病院に相談してください。